Homebrewのインストールと使い方
FJORD BOOT CAMPのプラクティスの一つである黒い画面入門の中で、Homebrewに関する解説があります。HomebrewはMac用のパッケージマネージャーです。Homebrewを使うことによって便利なコマンドやソフトウェアをインストールすることができ、さらにインストールされたソフトの依存関係まで管理してくれるようになります。
このHomebrewについてすでに多くの記事が存在するのですが、自分の備忘録も兼ねてまとめていきたいと思います。
【目次】
インストール方法
Homebrewの公式ページを参照しながら進めていきます。
Homebrewをインストールするために必要な要件が以下のように記載されています。(2019年1月11日時点)
Homebrewの利用にはXcodeが必要になるようです。 App StoreからXcodeをインストールしましょう。 インストールが終了したらTerminalで以下のコードを実行します。
xcode-select --install
これでHomebrewのインストールに必要なソフトがインストールされたので、次はHomebrewをインストールします。 公式サイトに記載されているスクリプトをTerminalにコピペすれば完了です。
/usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
これでHomebrewのインストールが完了しました。 HomebrewをインストールしたことでHomebrewのコマンドが利用できるようになります。
Homebrewのコマンド
ドキュメントに詳細が記載されていますが、使用頻度の高そうなコマンドをまとめておきます。
パッケージの検索
$ brew search <text>
<text>の部分はその文字を含むパッケージを検索します。正規表現による検索も可能。
パッケージのインストール
$ brew install (パッケージ名)
パッケージのアンインストール
$ brew uninstall (パッケージ名)
インストール済みパッケージの表示
$ brew list
インストール済みのパッケージの一斉更新
$ brew update
treeをインストールしてみる
実際にパッケージをインストールしてみます。
treeと呼ばれるパッケージをインストールしてみましょう。
brew search
でtreeを検索します。
treeという文字を含んだパッケージの一覧が表示されました。 この中からtreeをインストールします。
インストールが完了しました。
brew list
で確認します。
きちんとインストールされているのが確認できます。
treeはディレクトリ配下のファイル構造をツリー上に表示するパッケージのようですね。